手を洗おう その3
手洗い問題。全然解決していません。
むしろ、拒否が強くなってきたような…
食への執着の強さ(=すぐ食べたい、手は洗いに行くのがめんどくさい)
眠い時の機嫌の悪さ(=お昼寝明けのおやつの手洗いはほぼできない)
これは、うちの子が生まれつき持ったものだと思います。
ということは、一番変わりにくい部分だということなのでしょう。
ここまでくると、一番大事なことは、いかに手洗いをさせるかではなく、
いかに手洗いを渋られても親子関係にヒビを入れないことなのではないか…
そして友人からのアドバイスで気づきました。
「パプリカとか歌いながら手洗ったら?」
→ん?!手を洗うこと自体は、しまじろうの歌で楽しくできているんです!
手を洗いに洗面所に「行く」ところまでが大変なんです。
(手洗い自体ではなく、行動の切り替えが難しいわけです)
ということは、洗面所に行くのが楽しくなればいいのではないか?
続く。
手を洗おう その2
前回の続きです。
帰宅時は大体洗えます。洗うこと自体は嫌ではなさそうです。
食事の前、おやつの前が厳しい。気持ちが食事に向きすぎていて、手なんて洗ってられるか!という感じです。
今思い返せば、
1歳過ぎ→まず手を拭くことからスタート。そのために、食事用手拭きをわざわざ購入。乗り物柄を3枚揃えました。
2歳過ぎ→できればもうちょっと除菌したいということで、消毒液を使い始めました。これはそのうちOKになりました。
2歳10ヶ月→先に椅子に座らないように、手を洗おうカードを机に常設。ついでに机を拭くことも教える(パパにもやってもらえるように、の意図あり)
ちなみに、このカードは元々、お代わりカードでした。裏に手洗いの印刷を貼っただけ。
(しゃべり始める前の時代、お代わりが欲しいことを伝えるために毎食泣いていたので、
指さしで要求が伝えられるようにとカードを設置しました。これは効果抜群!
「おしまい」を指さすことはついぞありませんでしたが…)
ここまでスモールステップで行動を形成してきても、「手は洗いたくない」ことには変わりがありません。
続く。
手を洗おう その1
手を洗う。感染症対策の基本。
正直、難しいです。
1歳台の時に工夫したのが、これ。
トミカのシールを石鹸のボトルに貼る。手洗いを好きなことに結びつける強引な技。
(チャイルドシートにも乗ってくれなかったので、トミカが貼ってあります)
そして、今はこれ。
ミッキーの形に泡が出る石鹸(ディズニーランドで購入)。
未だに手洗い渋るので、「今日はミッキーかな?ドナルドかな?」と楽しげに言うと、「デイジーかな?」とか言って来てくれることも。(ちなみにミッキーしか出ません)
泡が綺麗にミッキーにならないこともあるので、その時は「今日はプルートだねぇ」とか適当にごまかします。
あとは、しまじろうに頼る。
ほぼ洗脳です。しまじろうの「お外から帰ってきたら手を洗うよ」のフレーズ、覚えて自分で言っています。
私が仕事でいない時に備え、子どもがパパに教えられるように、やり方を洗面所に貼りました。
公式のものもあるようなのですが、分かりやすいように自作ポスター。
ここまでやっても、食事の前には
「シュッシュ(消毒液)がいい〜」と手洗いをめんどくさがる息子。
(「外から帰ってきたら」は、かなり分かりやすいようです)
食事の前は食べたい気持ちで一杯。手を洗う前にすでに着席していることも…
続きは今度。
つぶやき(パニックについて)
昨日の夕食のお皿、左下の一箇所が空いていたら、子どもがすごい勢いで怒り出しました。
(ちなみに、私のお皿だけ。子どものお皿は埋まっていました。)
空いているのはおかしいそうです。自分のが足りないとかの話ではなく、1スペースに対して、一個のっているはずだという彼の秩序感が乱されたんですね(発達的には、量概念が芽生えているという解釈で良いでしょうか)。この場合、魚を一匹移転すれば解決です。笑
言葉で言ってくれるからわかりますが、言葉のない方だと、どうしてパニックになっているのかきっと読み取れないだろうなぁ…脳内に蓄積しておきたい一場面。
つぶやき(パニックについて)
昨日の夕食のお皿、左下の一箇所が空いていたら、子どもがすごい勢いで怒り出しました。
(ちなみに、私のお皿だけ。子どものお皿は埋まっていました。)
空いているのはおかしいそうです。自分のが足りないとかの話ではなく、1スペースに対して、一個のっているはずだという彼の秩序感が乱されたんですね(発達的には、量概念が芽生えているという解釈で良いでしょうか)。この場合、魚を一匹移転すれば解決です。笑
言葉で言ってくれるからわかりますが、言葉のない方だと、どうしてパニックになっているのかきっと読み取れないだろうなぁ…脳内に蓄積しておきたい一場面。
日課を作ろう(スケジュールボード編その1)
子どもが保育園をお休みするようになって、3週間目に突入しました。
私としてはありがたいことに、毎日定時にオンライン朝礼があるので、しっかり朝起きて、着替えてという生活リズムをキープしやすくなっています。子どもも朝礼を楽しみにしていて、画面の前にやってきます。ただ、保育園がある時より、全体に一時間押しです。
ここまでは良いのです。そのあと、大人がダラダラしてしまう(ダラダラ仕事をしてしまう)と、子どもは活動が足りず、昼ごはんも遅くなり、昼寝もなかなかせず、下手すると寝ず、最終的にとても機嫌が悪くなります。
保育園って素晴らしいです。ちゃんと生活リズムが整うように日課が組み立てられている。
うちでも、一日の生活リズムを極力一定にしようと思います。これは普段の土日にのんびり、とかの話でなく、長期戦ですから!
というわけで、日課を作りました。
生活リズムの維持だけでなく、日課があることで、子どもも見通しを持ちやすくなります。
子どもは朝起きると、「今日はどこ行くの〜?」と聞いてきます。本人もなんとなく、保育園はお休みらしい、ばあちゃんも来ないらしい、遊びにもいかないらしいということが分かってきているようで、外出がないことに文句は言わないのですが、行かない理由は分かっていないので、もしかしたら心の中で「行くかも」と思っているかもしれません。一応、一日の予定を伝えてあげるのは大人のマナーかと思います。例えば、家族で出かける時、お父さんがなかなか起きてこない。本当に行く気があるんだろうか。いつ出発できるのか。お昼の予定ずれ込まないだろうか等々、イライラした経験ありませんか?お父さん本人としては何時までに起きれば大丈夫、と思って寝坊しているかもしれませんが、待っている方はいつ起きてくるかも分からないので、不安になりますよね。子どもだって同じだと思います。一日の予定を暗黙の了解化せず、伝えてあげたいと思います。そして、自分も日課を見ながら過ごす方が、メリハリがあって良いです。
<ポイント>
・ 終わった活動は、牛乳パックの中に入れていきます。なにせ物資不足なので、その辺にあるものをフル活用しています。
・ マグネットで作ってあるので、順番が変わった時にもすぐ変えられます。変えるところを見せて、子どもには「予定は変更することがある」ということを教えていきます。
・ ちなみに、今日は天気を確認させ、「雨」なのでお外には行かないことを一緒に確認しました(一緒に工作して遊びました)。一日のスケジュールを全て伝えておかなくても過ごせるお子さんは多いと思いますが、いわゆるイヤイヤ期では、いつものことがなくなった時、順番が変わった時に「イヤイヤ」が発動することが多いように思います。その予防のために、このようなスケジュールボードは有効であるように感じています。
・ 今日も早速交渉に使用しました。お昼ご飯の後に、子どもがおやつを出せというので、「今食べたらお昼寝の後のおやつはなし!」と言っておやつカードを外しました。それを見て、よ〜く考えて、今は食べないという結論に自分で導いていました。言葉だけのやり取りも一応できるのですが、見える化すると腑に落ち方が違うように感じます。
・ 大好きなばぁばに会えない。これが多分一番辛い。みんなのメンタルヘルスのために、テレビ電話を日課にしています。*「ばぁば」は適当な絵がなく「校長先生」の素材を流用しています。
・ あと、体操も日課に。これなら雨が降っても体は動かせるし、当面整体にも行けない大人の肩こり対策にも良いです。さくらんぼ体操とかディズニー体操とかはとぽっぽ体操とかやっています。主に踊るのは母で、子どもは全然できません(2歳過ぎまで、保育園で体操が始まると逃げていました)。毎日園でさくらんぼ体操やってたはずなのに(しかも3年目突入)、本当にできません。信じられないくらい、できません。
・ イラストは、ドロップレットプロジェクトさんから。http://droplet.ddo.jp
ちなみに、我が家では、このスケジュールを導入する前から、スケジュールのシステムを部分的に使っていました。
・ 朝の身支度 2歳ごろ〜
・ 歯磨きの手順 2歳2ヶ月ごろ〜(歯医者に通い始めて)
・ 保育園の送迎は誰? 2歳ごろ〜
これを10ヶ月やってきているので、スケジュールボードの見方はバッチリマスターしています。最初から、一日の予定を教えようとすると大変なので、短いスパンで終わるタスクからスケジュールを導入するとやりやすいように感じています。この辺りのことは改めて書きたいと思います。